杉並親子ボードゲーム会

乳幼児向け親子ボードゲーム会「杉並親子ボードゲーム会」の活動報告ブログです。

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2019年5月26日(日)
東京ビックサイトで開催された、ゲームマーケット2019春に一般参加してきました!

ボードゲームを知って数年。
2歳の子持ち夫婦はどうゲームマーケットを回ったのか、ご紹介したいと思います。
なお、ゲームマーケットに参加するのは、これで4回目(たぶん)。
日曜日の参加は初めてでした。


当日を迎えるまで

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それぞれこんな準備をしました。

【夫】
  • 開催2週間前に、入場パス付きのパンフレットを購入→パラパラ中身を確認
【妻】
  • Twitterで、タイムラインで見かけていいなと思ったゲームを「いいね」やRT→夫にLINEで共有
  • 同人作品で唯一買おうと思っていた「リスのタルトやさん」を予約
  • 開催前日に、パンフレットの中身を確認
  • 開催前日に、会場地図にマーキングし訪問マップを作成

そして開催当日、どのゲームが欲しいのか会場に向かいながら共有しました。



会場に着くまで

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当日9:45の、最寄駅である東京テレポート駅の写真です。
駅の端にあるトイレから撮影したこともありますが、「人が少な〜い!」という印象。
ベビーカーの場合、会場までは2回エレベーターを経由する必要があるんですが(ホームから上がる際と地上に出る際)、混まずに乗れました。

ビックサイトの西ホールの場合は3回なので、青海展示場のほうが楽ですね。
なにより、屋外の階段横が混むので、これがないだけでもベビーカー持ちには大変ありがたかったです!




会場での動き方

10:00-10:30 
サラダ館白鳥店さんのブースで「ぎゅうぎゅうゴースト」を遊ばせてもらう
息子も遊んでみる

10:30-11:30
事前に用意した訪問マップに従い買い物
予約品の回収

11:30-12:30
昼食

12:30-13:00
とりあえず1周…
できずにオムツ替えなど

13:00-14:00
息子は百町森さんのブースで遊ぶ
夫婦交代で気になるブースを見に行く

14:00-
ゲームマーケット会場を出る
メガウェブ(会場近くにあるトヨタのテーマパーク)で息子タイム


2歳児を連れての参加。
1時間くらいが、子供に付き合ってもらえる限度かな。と考えていましたが、百町森さんのブースでかなり遊ばせてもらいました。

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おかげで、夫も私も、ふらふらブースを眺める時間が数十分ずつは持てました。
座りながら息子の相手ができたので、大変ありがたかったです。

ちなみに、西ホールの場合は、屋上スペースで遊んでいました。

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スケジュールをご覧になって分かるとおり、会場を見て回れた時間は1.5時間程度。
試遊ももちろんできません。

夫も私も、試遊が苦手(遊んで気に入らない場合に購入を断るのが負担に感じる)なので、試遊できないことは何でもないのですが…
唯一試遊してから購入を決めたいと思っていた「ゾンビキッズ」も試せなかったのは少し残念でした。

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子連れから見た会場

前情報として、
  • トイレが少ない
  • 空調微妙
  • 会場付近にコンビニ少ない
  • 電波微弱
と聞いていたので、暑さ対策や持参物には注意して参戦。
ただ蓋を開けてみると、西ホールより青海展示棟のほうが快適と感じました。

  • 会場外にトイレがないことを把握しておけば平気(駅を利用)。会場内は女性トイレも余裕あり
  • 空調快適!涼しい!
  • 会場付近にコンビニが少ないことを把握しておけば平気(あらかじめ持参)
  • 子連れは会場で携帯を触る余裕なし!笑

  • 会場が西ホールより広い!ベビーカーで通ったり、子供が歩く余裕がありました
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一方、困りごととしては
  • オムツ替えシートがトイレに無かった。(シートがあるトイレもあるようですが、場所が分かりませんでした)
  • フードトラック付近、飲食スペースの机と椅子がとても少ない。空いているうちに利用するか、会場外で済ます必要がありました


子連れ参加率

子供向けコーナーがある日曜日の参加だったので、「子供が多いだろうな〜」と思っていました。

ただ実際は、「あれ?以前参加した土曜日のほうが多くない⁇」という印象。

会場に余裕があってそう感じるのか、日曜日のほうが実際に少ないのか…
ベビーカー持ちも、抱っこ紐参加の方も、「多い!」という印象は受けませんでした。

ゲームが遊べる年齢にならないと、長時間滞在するのは難しい…。
私は、お祭り気分を味わいに行っている感が強いですね(^^;


購入品の内訳

我が家が購入したゲームはこちら。
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当日、知り合いに紹介してもらった
  • ぎゅうぎゅうゴースト
  • ひゃっぴきいっしゅ
と、下記は計画外の買い物でした。
  • ペンギンパーティー
  • 宇宙の瞬き

みんな、ゲームマーケットで何を買っているんでしょうね⁇

私は、
  • 遊んで面白かったゲーム
  • TLで見かけることが多く、安定して面白そうと思えるゲーム
を欲しいと思うので、ゲームマーケットで買いたいゲームは、実は毎回あまりありません。
でも、せっかく会場まで行ったのなら、何か買って帰ろう…と、会場で購入品を探し出すので、なかなか成果がでません。

「特に買うものは無いんだよな〜」と言う夫が見つけてきた「宇宙の瞬き」は、1回しか遊べないというゲーム。

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「映画ジュマンジのようなゲームに巡り会えるとしたら、こういう場所で買ったゲーム。ロマンがある!」
とのこと。

同人ゲームの購入の場として、夫の選択の仕方は、楽しみ方の一つですね。



こういうイベントが欲しい

ゲームマーケットに参加するたびに感じるのは、「ボードゲーム初心者としては、求めているイベントとはちょっと違うんだよな…」ということ。

  • 仲間うちでのゲームが多く
  • ボードゲームカフェには行かない
けれど、
  • 新しいゲームに触れて
  • 面白いものは購入したい
  • 一方、試遊は苦手
  • しかも子連れ
な自分としては、下記のようなイベントがあったら良いなぁ…と思っています。

  • ゲームショウみたいな、ゲームの面白さを伝えるブース
  • 同人ゲームではなく、過去の名作を紹介&販売
  • 試遊=すぐ購入と結びつかない、企業ブースのような試遊コーナー

行ったことはないんですが、すごろくやさんの、「すごろくや祭」がイメージに近いのかな、と思います。

ただ、試遊コーナーばかりだと、ゲームがまだ遊べない子供は居場所がない。
見て楽しむ要素も欲しいんですよね…。

ボードゲームに興味を持ち始めた時に、子連れで気軽に参加できる、そんなイベントがもっとあったら良いのになぁ、と思うのでした。




ゲームマーケット、参加は4回目となるのに、いまだに楽しみ方がよく分からない(?)子連れのゲムマ 報告でした!


こんにちは。
杉並親子ボードゲーム会主催(妻)です。

3/24(日)に開催した、第15回杉並親子ボードゲーム会の開催レポートです。

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2019年3月24日(日)
9:30-12:00
(昼食をご一緒した方は-14:00)
東京都杉並区天沼児童館2階
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参加者は、主催者を含め大人9名。
0歳1名
1歳2名
2歳2名
4歳1名の開催でした。
(1組キャンセルが出てこの人数です)

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今回、杉並親子ボードゲーム会初!4歳の女の子が参加してくれました。
名札は、自分で書いてくれましたよ!
4歳、色々なことができますね。

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幼児向けゲームを遊ぶ遊ぶ!

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4歳児が2歳児にインストを始めるという、微笑ましい場面も見れました。

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「何が一番楽しかった?」と聞くと、
「レシピ!」と。

「もう1回!」の嬉しい声が出て、何回か遊びました。
レシピは、手札オープンで遊びました。
手札を隠して遊べば、大人は読み合いを楽しめるので、
レシピは大人も楽しいゲームですね!

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ゲームがまだ遊べない子達は、こんな遊びをします。

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ポットン落とし。

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おままごとスタイル。

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大人達だけでは、
コンセプト
ドロッセルマイヤーさんの法廷気分
街コロ
を遊びました。

今回、幼児ゲームばかり持参したため、大人用ゲームが不足してました……!
街コロぐらいのボリュームで、パーティゲームではないものを追加せねば!!と思います…!

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12時には、近所の洋食屋さんからお弁当をとり、みんなで一緒にランチ。
ゲーム中は、子供への目配り+ゲームで世間話どころではないこの会…。
ランチ中は少しお話ができます。

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今回唯一の0歳ちゃん。
ランチ後バウンサーに揺られ、ニコニコした後、おもちゃの人参を抱えて眠った姿が可愛かったです…!

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見にくいですが、ベランダに現れた、もっふもっふの大きな猫。
この児童館で、たまに目撃します。

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誰が見ても、「わーー!」となる猫さんなので、見れたらラッキーです!笑



会の報告としては、こんな感じです。
杉並親子ボードゲーム会に参加を検討されている方の、参考になれば、と思います。

こんにちは。杉並親子ボードゲーム会の主催(妻)です。
3/17(日)の幼児向けボードゲームコーナー主催レポート【当日編】です。
はじめて読む方は【事前準備編】からどうぞ!


会場の準備

会場となったのは、ホールの一部分、写真のスペースでした。
(写真は、設営前の状態)

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このスペースにマットを敷き、ゲージで囲いを作りました。
マットを敷いた目的は、小さいお子さんを床に寝させることができるように。
ゲージで囲んだ目的は、必ず受付を通ってから入場してもらうようにするためです。

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当日のスタッフは、インスト役4名、受付役1名。

対象年齢の近いゲームから、一人2、3ゲームずつ選び、担当を決めました。
スタッフとゲームは、各机に固定とし、来場者が遊びたいゲームのある机に移動する形としました。

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机にゲームを固定した目的は、下記の2点です。
・準備と片付けの時間を短縮するため
・覚えるインストの数を最小限にするため

各机では、コンポーネントを箱から出した状態で、来場者を待ちました。

(この展示方法は、当日お手伝いに来てくださった、みちるさんの考案。
私達夫婦だけでは、こういう見せ方はできなかったなぁ~)

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そしていよいよ開場です!


ゲームコーナーの様子

13時の開場と共に、あっという間に定員の8組が入場。
受付スタッフは、整理券を配布しました。

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レシピを遊ぶ、3組の親子。

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雲の上のユニコーン。
女の子からの「やりたい!」コールが続出でした。

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レターズ。

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カヤナック。
最初に遊んだ子がとても気に入ってくれました。
入れ替えの30分が経過しても遊びたがり、結局1時間近く、これだけで遊んでいました。
すごい集中力です。
(穴を選ぶこの姿が可愛い…)

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私が担当したゲームは、ゴーゴージェラート。
このゲーム、コーナーに遊びに来た子のほぼ全員が遊んだと思われるほど大人気でした!

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ナンジャモンジャ。
小学生の女子3人組が遊びました。
学童でナンジャモンジャやレシピを遊んだことがあるとのことで、インストなしでゲームを進めてくれました。
ボドゲ文化の広がりを感じた場面でした。

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こんな困った!がありました

想定していた来場者は、3-6歳児でしたが、実際に遊びに来てくれたのは8割が3歳児という低年齢層!でした。残りの2割は、小学生か2歳児です。
(「3歳くらいから遊べます」という表示をしていたからか、2歳児は数名でした)

このため、何が起こったかというと、

・最後までゲームを遊べない子が一定数いた
途中で飽きてしまったり、自分の思うように遊べないことで、ゲームから抜けてしまう子が一定数いました。

30分入れ替え制でしたが、20分ほど経過すると人が抜けてまばらに。
一つのゲームを集中して遊ぶ子、一通りのゲームを遊びたい子以外は、会場の外に出てしまっていました。

・遊ばれるゲームに偏りが発生
対象年齢ごとにスタッフとゲームを割り振っていたため、卓の人気がはっきりと分かれてしまいました。
人気のある卓は手が足りない一方で、なかなか子どもが集まらない卓ができていました。
具体的には、

・果樹園、レシピ、イチゴリラの卓
・ユニコーン、ヒントをいいますの卓
・カヤナック、ゴーゴージェラートの卓

は常に稼働していましたが、

・レターズ、ドブル、ナンジャモンジャの卓

は遊ばれていない時間帯があり、「絵が可愛い~」と手にとってもらっても、ルールが把握できず抜けてしまう子がいました。

もし次の機会があるならば、このあたりの改善は必須ですね。



よく遊ばれたゲーム

ゴーゴージェラート、マイファースト果樹園、雲の上のユニコーン、カヤナックは常に稼働していました。
ゲームによってかかる時間が異なるため、一概に順位はつけられませんが、遊ばれた回数だけでみると下記のような結果となりました。

1. ゴーゴージェラート(20回程度)
2. レシピ(6回)
3. レターズ(5回)
 マイファースト果樹園(5回)
5. 雲の上のユニコーン(4回)
 カヤナック(4回)
7. ナンジャモンジャ(3回)
8. ヒントをいいます(1回)
9. ドブル(0回)
    イチゴリラ(0回)



ゴーゴージェラートを担当した感想

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ゴーゴージェラートは、今回のコーナーになくてはならないゲームでした。
というのも、

・どの子も遊びたがる見た目
・何歳の子でも遊べるゲーム内容
・ゲームの途中で抜けられる
・ゲームの途中から参加できる


上記4点を満たすゲームは、ゴーゴージェラートのみだったからです!!

特に、低年齢の子が参加するボードゲームコーナーでは、上記要件を満たすゲームは必須だな、と感じました。



私のインスト

私が担当したゴーゴージェラートの流れは、こんな感じです。

「こんにちは!お名前教えてください!」

「✕✕✕ です!!!←だいたい早くて聞き取れない

「(お母さん、何て言ったのかな〜…)
…あっ、りなちゃんですね!
今日は来てくれてありがとう!
これから、りなちゃんは、アイスクリーム屋さんになります!
お客さんが来るから、注文のとおりにアイスを作ってください。」

「はい!!!!!

…と、最初は手でアイスを掴むやり方で、見本のとおりに作れるかやってみてもらう。
問題なく作れることを確認したら、

「りなちゃんは、アイスクリームを作るのが上手だね~!
簡単に作れちゃうみたいだね。
…実はね…もっと難しいやり方があるんだけど……やってみる…?」

と聞くと、ほぼ100パーセント、

「りなちゃん、難しいやり方、できると思う、よ!!!!とか、
「りなちゃん、難しいやり方も、簡単だと思う、よ!!!!

とか、どの子も目を輝かせて自信たっぷりな回答が返ってくるので(笑)、
そこから手でアイスを掴まないやり方にチャレンジしてもらいました。

この、

できた~という喜ぶ顔 →
もっと難しいやり方があると聞いた時のワクワク感 →
やり方を見る真剣な眼差し →
難しいのできた~~~!

の一連の流れを見守るのが本当に楽しい時間でした。



インストの反省点

子どもたちには、楽しんで遊んでもらえたと思う一方、反省点もありました。

それは、保護者の方にこのゲームのゲーム性をもっと説明したほうが良かったということ。

簡単なルールで遊んでいたので、

・本来はスピード勝負のゲームであること
・本来は使えるアイスとカップの数が限定されており、組み立てる順序などに頭を使うゲームであること

この2点がほとんど伝えられていませんでした。
今回の紹介の仕方で、このゲームを買おう!と購入のきっかけになることは少ないのでは、と考えました。
ただアイスを作るだけのゲームとして紹介してしまったな、という点が反省点です。



おわりに

幼児と遊んだ経験がほとんどないスタッフばかりで構成した、今回のコーナー。

不安はありましたが、なんとか…なんとか!それなりに楽しくボードゲームを遊ぶ時間を提供できたのでは、と思います。

目的の一つ、幼児がゲームを楽しむ様子もたくさん見ることができました。


事前に、Twitterで情報を提供してくださった方、当日、子育て中のボードゲーマーとして、インスト力を発揮してくださったスタッフの方、みなさんのご協力のおかげです…!!
この場で再度、お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

また今回も、私の突然のやる気スイッチを後押ししてくれた夫に感謝です。
私は色々な目的でボードゲーム会を主催していますが、その中の一つに、「夫と同じコミュニティで何か活動をしたい」というものがあります。
今回も、その想いが満たされました。

次の機会があるかは分かりませんが、協力者の方に迷惑をかけない程度に、またボードゲームコーナーの主催をしてもいいかもしれません。

おわり
































 

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